【チーム紹介】 アメリカ・デ・カリ〜赤い悪魔
チーム紹介シリーズ第一回!
[ 写真 アメリカ公式サイト参照 Photo: America Official]
まずは私の大好きなこのクラブから。
コロンビア第三の都市サンティアゴ・デ・カリに本拠地を置く
赤い悪魔 ことアメリカ・デ・カリ (América de Cali S. A)
コロンビア国内の1部リーグ「カテゴリア・プリメーラ A 」でプレーする歴史あるチームです。
2019年シーズンを清水エスパルスでプレーするGKネト・ヴォルピの加入でも話題になりました。
目次
- 波乱の歴史
- 伝統の本拠地
- 熱いライバル達
- 個人的注目選手
歴史 〜 山ありカウカ谷あり
コロンビアのプロチームで最も古いチームのひとつであり、「アメリカ」の名前でチームが誕生したのは1927年に遡る。
1948年リーグ初年度から参加する「オリ10」だが、初優勝は30年後の1979年と苦しいスタートだった。
その後、1982年からリーグ5連覇。
2000年から2002年まで3連覇とタイトルを積み重ね、リーグの優勝回数ではアトレティコ・ナシオナル(16回)、ミジョナリオス(15回)に続く14回を記録している。
2008年後期に再び優勝したが、のちクラブ史上初のプリメーラB(2部)に降格。再昇格まで5年を要した。
11年間タイトルから遠ざかっていたアメリカだが、ブラジル人監督アレクサンドル・ギマランイス(Alexandre Guimarães)の起用が功をそうし、2019年後期にリーグ優勝を成し遂げる。(これに伴い2020年のコパ・リベルタドーレス参戦が決まった。)
コパ・リベルタドーレス(Copa Libertadores)には通算20回出場し、ベスト4が6回、準優勝4回という圧倒的シルバーコレクーっぷりである。
本拠地 〜 青いスタンドが赤く染まる
本拠地はカリ市内にある歴史あるスタジアム オリンピコ・パスクアル・ゲレーロ(Estadio Olímpico Pascual Guerrero)
陸上大会や国際イベントがあるごとに追い出されて、過去にはボゴタや近郊の都市で試合をすることもよくあった。
10年前までデポルティボ・カリと共用していたが、カリは郊外に自前スタジアムをブッ建て出て行った。
ライバル 〜 絶対に負けられない戦いが随所にある
同じカリ市を本拠地とするデポルティボ・カリ(Deportivo Cali)とはアマチュア時代からのライバル関係にあり、その一戦はクラシコ・バジェ・カウカーノ(Clásico Vallecaucano)(カウカ谷ダービー)と呼ばれ熱狂的な盛り上がりを見せる。
リーグ最多優勝のメデジンの強豪、アトレティコ・ナシオナル(Atlético Nacional)との試合はコロンビアサッカーにおけるスーパークラシコに位置付けられている。
もちろん首都ボゴタのミジョナリオス(Millonarios)との試合もめちゃくちゃ盛り上がるが、こっちには特に名前はついていない。なんでや
注目選手 〜 いつの日かJリーグに来るかも?
マイケル・ランヘル(Michael Rangel)
2019年優勝の圧倒的立役者
強靭なフィジカルでポストプレー、ヘディング、密集地帯からのシュート(とたま〜に裏抜け)となんでもできる。
ちなみにバイセクルシュートをめちゃめちゃ決める。おそらく毎日めちゃめちゃ練習してる。唯一の欠点といえば南米のチンピラっぽいモヒカンヘア(個人的好み)
(残念ながら)移籍が噂されている。
フアン・ダビド・ペレス(Juan David Pérez)
今季ミジョナリオスから新加入のストライカー。長い距離をドリブルで運べるし、ボールキープや狭いところでのターンにも自信がありそうなので、とにかくフィールドに1人いるとチームが楽になる。サイドか2列目での起用が予想される。頭部のせいかイニエスタを彷彿とさせる。
以上アメリカ・デ・カリの紹介でした。
2連覇できるかな〜 まあ8位以内に入ればヨシっ!!